母猫の形見

 

ココ太郎の母猫み~ちゃんは出入り自由猫でした。

外猫チョコの娘なので生活の基本は外。
チョコの子離れが早かったこともあって
子猫の頃からしょっちゅううちに泊まってましたが、

とにかく外が大好きな猫でした。

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▲建物の隙間で親子仲睦まじく暮らしてた頃のみ~ちゃんとチョコ

 

出入り自由猫っていろんなお土産を持ってくるんですよね。

おぞましい虫の死骸だったり、
み~ちゃんの場合は唐揚げやかまぼこ…なんてときもありました。

 

近所のアイドルだったので、多分お弁当のおかずなどをもらってたんだと思います。

それをくわえたまま帰ってきて、部屋の中でぺっ!と出すわけです。
別にゆっくり食べようとかどうにかしようという素振りは見せません。
口から出したらそれっきり。


み~ちゃんには悪いけど、お土産は即ゴミ箱へ。。。

子猫が生まれてからは、やっぱり子猫にあげようと思って
持って帰ってくるのかな~という感じでした。

 

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▲ココ太郎生後半年の頃も子離れせず愛情を注ぎまくっていた

 

そんなみ~ちゃんの最後のお土産は、トカゲのおもちゃでした。
最初は本物かと思い、大パニックになりましたが、
ココ太郎もつぶちゃんも喜んで遊んでました。
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▲ゴム製で一瞬リアル。これは捨てずに保管

 

み~ちゃんが突然虹の橋へ旅立ってしまったのは、その翌週4月6日のことです。
母猫とはいえ2才に満たない、あまりに短い猫生でした。

でもみ~ちゃんらしく自由で楽しい時間だったと思います。

 

早いものであれから3年。
今日はあのトカゲのおもちゃを出して、

一番の忘れ形見、ココ太郎と一緒に静かにみ~ちゃんを偲びたいと思います。

 

心の奥底ではいまだにみ~ちゃんロスが続いているのですが、
笑って思い出すことはできるようになってきました。

最後のお土産が虫や唐揚げじゃなくてよかったと・・・

 

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▲近所でモテモテだった“独身時代”のみ~ちゃん